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映画の話(サプライズ)

こんにちは。
家から一歩も出ないで音楽も映画も漫画も楽しめる昨今、お休みの日は大体アマプラをひたすら流して映画なりアニメなりを見ている、という人も多いのではないでしょうか。

何を隠そう私もその一人です。

※アマプラ…Amazon prime

コナン(名探偵の方)を一話から見直すという棒大な話数を振り返ろうとしていた友人からは、この前ついに「人が死ぬのが嫌になった」と戦線離脱した話を聞きました。理由が格好いい。
もう未来少年コナンでも見て心をわくわくさせたら良いよ…。



さて、今日はアマプラで観た映画が怖かったり気持ち悪かったり笑えたりして面白かったので記録しておきます。
基本ネタバレです。



「サプライズ」という外国のR15ホラー。

観た後はこの映画のことをホラーと思っていないこと請け合いです。
サスペンス…いや、バトル?アクションか…
あ、バイオがハザードしないバイオハザード?

ちょっとだけグロテスク。内臓は出てきません。

ナタとボーガン、ナイフにミートハンマー、ミキサーを駆使して戦うので銃撃戦はないです。
なので必然的に撲殺、刺殺、出血死です。



あらすじは、両親の35年目の結婚記念日に家族がみんな集まってお祝いをしているところに、動物の仮面をかぶった何者かによって次々と家族が襲われていく。
裕福で幸せな家族を襲う謎のマスク集団。
彼らは何者なのか、目的は何なのかが解明されていく中で主人公は徐々に本領を発揮していく。



そう、後半は主人公無双。



家で映画見るときって主人公を応援したりすると思うんですが、この映画で初めて敵と対峙したときは殺されまいとあまりにも主人公がミートハンマーでドカドカ殴るので

「今だ!いけ!やったれ!いいぞ!」
「い、いやもう良いのでは…やりすぎだもう良い、やめろ!」
「………し、しんでる………」

ってもうホラー映画で初めてこんな安っぽい野次を飛ばしましたね。



さっきバイオハザードとか言いましたが、ところどころホームアローンです。殺意のピタゴラスイッチ。
釘が突き出た板を侵入してくる敵用に床に置いたりとか。
ドアを開けたらレンガと斧が脳天目掛けて落ちてくる仕組みとか。

それに引っかかる敵は実にホームアローン的なのですが、その後の主人公の殺意が段違いです。殺意150%増し。



ラストに至ってはホラー体験してるの誰だっけ?と思わせる、敵を一人一人ばらけさせてから確実にやるタイプ。

それくらい後半は主人公が怖い。血塗れだし。暗闇に隠れて後ろから撲殺しにかかるし。



冒頭は昔ながらのアメリカの王道ホラー映画から始まるので、ああなんで観始めちゃったのかな、と後悔するのですが見終わった時は家族も敵も黒幕も全てが一掃されていてなんだか清々しい気分です。



超ネタバレをすると主人公の恋人も敵の仲間だったのですが、彼女がみんなを殺したと知ってどうにか取り入れようとペラペラ都合の良いことを喋るんですよね。

主人公はその口八丁に悩んでるのかとおもいきや
「彼女ならやると思ってました」
ってくらい鮮やかに清算するあたり後腐れなくて良いです。
ただそれだけは正当防衛じゃなくてただむかついたからだよね!?っていう。

敵を全員やっつけたのに恋人が助けを呼んで戻ってきてしまって残ったピタゴラスイッチが発動してバッドエンドかと思っていたので、それに比べたらハッピーエンドだったなあと思いました。

誰かと突っ込みを入れながら観ると楽しいですよ。



終わり。

by ome3sd | 2020-02-01 19:53 | 映画 | Comments(0)

映画の話(AKIRA)

こんにちは。
今回はただの映画の感想です。

皆さんは大友克洋さんの漫画AKIRAを知っているでしょうか。

私は小学生の頃に古本屋で父が買ってくれたので読んでた程度だったので、当時の少女漫画脳の小学生女子には「なんだかグロいな〜」って感じだったのですが、大きくなってAKIRA好きな漫画家さんの影響でまた読んでみたら「え、めっちゃ面白いじゃン」と思ったくらい今読んでも馴染む面白さだなあと感じました。

そして年末、立川のシネマシティという劇場で1988年当時映像化したAKIRAの極音上映が行われたのです。

え、観るしかないじゃン

はい、観てきました。

公開初日の土曜日は「そんなとこ人座ってるの見たことない」って席にまで予約が埋まってて底知れぬオタクたちの執念が見てとれて軽い恐怖でした。
そんな執念、私、持ってない…って。

なので当日は誰にも迷惑をかけない通路面の席を取り、自分の気配を80%カットし、忍者のように息を殺し道端の石ころになって鑑賞してきました。

なぜここまで心掛けるのかというと「こんな昔のサブカル映画を一人で見る女の私、すごいでしょ」みたいな偏見の目で見られるのが嫌だからです。
(偏見がすごい)

なんなら「新参です」たすきをかけて鑑賞したかったくらいです。



映画はというと、めっちゃくちゃカッコいい。
バイクのエフェクト、何あれ、すごい。
1988年?嘘でしょ?今年の最新作アニメだよね?
ラストに至っては凄すぎて正直よく覚えてないのでもう一回観たい。

語彙力が小学生並みになさすぎて我ながら残念です。

あとは、終始建物とか機械がドカーンとかボカーンとかいってるのでかなり爽快でした。
あんななっても友達って言うのめっちゃ良いよね。

…ごめんなさい新生児並みの語彙力でしたね、訂正します。



ただ、うろ覚えながら結構主要人物だと思っていたおばあちゃんがモブすぎて雑魚の死に方をしていったので「あれ?」と私が思ったくらいなので信者の方は不満なのでは…とその当事者の一切部外者にも関わらずハラハラと心配してしまいました。

なので原作知らない方が何も不満なく素晴らしい状態で観れるのかもしれないなあと思いました。

映画自体は本当に凄い。
もう一回映画館で観れば良かった。

きたる2020年ネオトーキョーに4KリマスターのBlu-rayが出るそうです。
これは楽しみですね。

終わり。

by ome3sd | 2019-12-30 02:27 | 映画 | Comments(0)

映画の話(アルキメデスの大戦)_e0413199_18404417.jpeg
当初、ポスターの菅田くんがあまりにも帝一だったので観た、といっても過言ではない。
いやまあそれは本当に過言で、「数学で戦争を止める!」みたいなキャッチコピーだったので、武士の家計簿とかそういった感じなのかな〜くらいの興味はあったんですが。
(結果全然違う映画だった)

まず最初に注意喚起というか…
冒頭は日本の戦艦が負けるシーンがあります。これが大変に凄惨で、救いがなくて、グロホラーくらいでしか最近観ないな…くらいの血みどろ。

幼い頃に観た「戦場のピアニスト」がトラウマで戦争映画が嫌いだったのですが、これも昔観てたらトラウマになっていたかもしれない…と思うくらい。

なのでこれを観たくない(知識でなく映像として)人はここでアウトだと思うのですが、このシーンさえ終わってしまえばもう安心です。
基本グロなしです。
しかも菅田くん見放題です。
お得ですね。



以下全部ネタバレ。
この映画は絶対ネタバレ観ないまま観て欲しい。
メディアや金ローの冒頭でほとんどネタバレされてしまった「カメ止め」の悲劇を繰り返してはならない。
内容を言わなければ良いのではない…構成も同等だ…とあれほど思ったこともない。



ざっくり言うと、「日本が誇る美しい戦艦を作りたい派」の不正見積もりを暴かんとする「空母作りたい派」の、まあ池井戸潤ですよ。

そう、最初、池井戸潤だと思うじゃないですか。
ああ、見積もりの出し直しね、って。

ラスト何あれ、闇落ち?湊かなえ?
違う、何とも言わんとし難い、戦争の不毛さと当時の日本の愚かさがよく分かるようになってる。



決戦の会議までは主人公や主人公サイドが正義で、やっぱり映画として主人公が勝利を収めると思いながら観るじゃないですか。
だってここで負けたら今までの過程は何?ってなっちゃうから。

その通りで主人公サイドは勝つんですよね。
戦艦派の平山の「そんなの後付けも良いところだろ」と思ってしまうような口車の反撃で一度決定したにも関わらず、その平山の「設計士として」の負け宣言によって。

この不可解な言動をする平山にとっての正義はなんだろう?
の答えがラストにぶっこまれてくるんですね。



日露で勝って調子に乗っている、負け方を知らず崩壊するまで戦う我らが大日本帝國に気付かせるために、綺麗で雄大で壮大な、我が国の象徴として作った船に沈んでもらう必要がある。その名も「大和」。
もう他国からも自国としても戦争を避けられないところまできていると…

そこで、冒頭の戦艦が沈むシーンをまた思い出しました。

たった一機の戦闘機を落として喜び、パラシュートと救護機によって助かる 敵 を見ていた彼ら。
隣にいた人が、一瞬で血塗れの肉塊になるのに戦慄した彼ら。

あれこそが日本の象徴「大和」であり、意味のない描写ではなかったんですね。

そして「勘違いして戦争になるのを止める」と言っていた主人公サイドの空母と戦闘機による真珠湾攻撃…。

戦争って嫌だな。
単純にそう思いました。



この映画を観ると、キャストが本当に素晴らしいんですが、特に菅田くんはもちろん、田中泯さん、柄本佑さんがとても好きになります。

田中さんの映画さらいた〜いと思って調べたら、「るろ剣」ですでに出会っていました。なんて帯刀が似合うんだ…。

あと鶴瓶さんの大里が「明日!?間に合いやしまへんで!」みたいなことを言うのですが、多少はお前のせいだろ!と突っ込まざるを得なかった。(笑)

そして戦艦の名前が何種類か出てくるので艦これに興味を持ったけど、艦これが何の媒体なのかもよく分かってないのでたぶん向いてない。



ある一場面がもう観たくなくて一生観れないと思っている作品、というものがいくつかあるのですが、これはどうだろう。
「怒り」はもう多分一生観れない。

終わり。

by ome3sd | 2019-08-15 20:28 | 映画 | Comments(0)